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ろ過方式 緩速ろ過 凝集剤+急速ろ過 膜ろ過 逆洗付細砂ろ過
フロー

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浄水方法 ・原水を砂層にゆっくりした流速で通し、砂層表面に増殖した微生物群によって水中の浮遊物質や溶解物質を補足、酸化分解する作用 ・原水中の懸濁成分を薬品により凝集させた後、ろ過層に比較的速い流速で水を通し、ろ材への付着とろ層でのふるい分けによって濁質を除去する作用 ・原水に圧力をかけて膜の微細な孔を通し、原水中の濁資を除去する作用 ・緩速ろ過法と同様、原水を比較的遅い流速で砂層に通し、砂層表面に増殖した微生物群によって水中の浮遊物質や溶解物質を補足、酸化分解する作用
↓適用原水水質比較(濁度,色度,臭気・味,ABS,フェノール類,鉄,マンガン,アンモニア性窒素,有機物,水温,大腸菌類・一般細菌,生物)
濁 度 ×
(最高濁度10度以下)

(高濁度でも除去可能)

(高濁度原水では前処理設備)

(高濁度原水では2段ろ過)
色 度 × ×
臭気・味 × ×
ABS × ×
フェノール類 × ×

(1mg/L以下)

(予備処理)

(予備処理)

(1mg/L以下)
マンガン ×
(予備処理とマンガン砂)

(前処理)
×
アンモニア性窒素 × ×
有機物
(前塩処理)

(前塩処理)
水 温
(膜が凍結・粘性が増し抵抗が大)

(凍結防止)
大腸菌群・一般細菌
生 物
(藻類多量発生するとろ過機能を阻止)

(カビ臭の原因)

(膜の寿命)

(ろ過槽覆蓋)
維 持 ・閉塞時に砂掻き取り
            [月1回程度]
・設備定期点検・整備 ・定期点検・整備、膜の持ち帰り薬品洗浄  [1年1回] ・定期点検・整備  [1年1回]
・年間15%程度の砂の補充
 
・ろ材交換  [5〜7年1回] ・排水処理活性炭交換
                   [1年1回]
・年間10%程度の細砂の補充
・水槽内部防水塗装塗り替え
                          [10年1回]
・機械設備補修・交換
                [15年1回]
・膜交換(水質が悪い場合は交換頻度が増す)  [5年1回] ・機械設備補修・交換
            [15年1回]
  (水没機器が多く、凝集材を使用するので寿命が短い) ・機械設備補修・交換
                [15年1回]
(装置が簡単で補修・交換部品は少ない)
管 理 ・日常は、見回り程度 ・薬剤、原水・浄水水質管理 ・見回り程度 ・見回り程度
・降雨時は、高濁度原水の取水調整が必要 ・降雨時は、濁度変動に伴う凝集剤注入量管理が必要    
長 所 ・建設費は安価 ・あらゆる水道原水に採用でき、水量及び水質変動に対応可能 ・クリプトスポリジウム等の原虫や細菌類は、100%確実に除去 ・薬剤を使用しないシンプルな設備、全自動運転、管理及び排水処理が容易で安価
・浄水水質がもっとも良い ・停止後の運転再開時、沈澱効果はただちに回復する ・現場での無人運転が可能である ・2段ろ過では原水濁度の許容範囲が広い
・維持管理費が安価 ・設置面積は装置の立体化が可能で比較的小さい ・建屋にコンパクトに収まるため設置面が小さくなる ・緩速ろ過よりろ過速度が速く設置面積が小さい
・維持管理に高度の技術者を必要としない   ・溶解性有機物が除去でき水質が良い
短 所 ・設置面積が大きい ・薬品注入による凝集沈澱処理は、熟練経験が必要 ・維持管理費が最も高額 ・冬季の凍結対策が必要
・高濁度原水に弱い ・薬品費(凝集剤・アルカリ剤)や電力費が高額 ・凍結・結露に弱く、空調設備付の建屋が必要である ・原水濁度が10度を超える場合、2段ろ過にする必要
・砂掻き取りが必要 ・急激に濁度変動する原水では無人運転は困難 ・膜の損傷管理が困難 ・濁度が上がると洗浄回数が増加、1段ろ過では水質・処理水量維持が困難
・冬季の凍結対策、夏季の藻類対策が必要 ・薬品を使用するため、洗浄排水、汚泥処理設備が必要 ・膜の薬品洗浄(年1回)、膜の交換(5年1回)が必要
  (排水処理方法によっては、産業廃棄物処理が必要) ・前処理設備、排水処理が必要

↓山間部小規模水道適用評価(建設費,敷地,維持管理費,日常管理,適用原水水質,総合評価)

建設費
(安価)
×
(高価)
×
(高価)

(やや高価)
敷 地 ×
(もっとも大きい)

(小さい)

(もっとも小さい)

(小さい)
維持管理費
(安価)
×
(高価)
×
(高価)

(安価)
日常管理
(降雨時の原水取水管理が必要)
×
(降雨時の薬剤管理が必要)

(無人運転)

(無人運転)
適用原水水質
(降雨時の高濁度原水以外は適する)

(水質の変動がすくなければ適する)

(適する)

(適する)
総合評価 ×
・安定した低濁度の原水が確保できれば適する ・無人運転では水質事故の恐れがある ・建設費、維持管理費が高額になる ・建設費がやや高価だが維持管理費が安い
 

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